活動報告

(講演記録)福岡県高等学校教育研究会・秋季文化講演会

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 平成29年11月18日(土)福岡リーセントホテルにて行われた福岡県高等学校教育研究会の秋季文化講演会で、講演しました。
「主体的・対話的で深い学び」をどう実現するか?
 ~戦略を立てる、スキルアップを図る、組織的に取り組む~

 90分の講演時間、250名近くのご参加者に
「説明10~15分、グループでの共有と質問を考える時間2分、質疑応答8分」を3セット繰り返す、大胆な形式をとりました。ご参加の皆さんの質問もコンパクトでわかりやすく、とても質の高い講演会になったと思っています。
 講演記録を掲載しました。画像よりPDFファイルがダウンロードできますので、どうぞご覧ください。

 ※当日配布したレジュメもダウンロードできます。
  こちらからどうぞ。

(講演記録)東北地区私学教育研修会分科会

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 平成29年8月9日(水)~10(木)に山形県酒田市にて行われた、第55回東北地区私学教育研修会の分科会「教育課程」の講師を務めました。テーマ「感性と考える力を育てる授業-座学ではない実践-」を受け
 「主体的・対話的で深い学び」をどう実現するか
  ~授業改善の質的向上を図るための課題と解決策を考える~

という演題で90分の講演を行いました。

 研究集録をご作成いただき、小林の講演部分の掲載許可を快くいただきました。32ページの長編となりますが、よろしければご覧ください。画像をクリックするとPDFファイルをダウンロードできます。

【セミナー終了】アクティブラーニング入門講座6

ご参加ありがとうございました
越ケ谷高校授業研究委員会が成功した「授業見学週間」の活性化。
参加者の皆さんが学んだ内容の一部と、越ケ谷高校での成果をほんの少しだけご紹介します。
 授業見学では、生徒に何が起きていたかに注目する。
皆さん、これまでは授業者の先生を見てアドバイスや評価をすることが多かったのではないでしょうか。
他人の授業を見学する目的は「自分の授業に活かせるヒントを得る」ため!そのためには授業者の言動だけに注目しないで、生徒たちに目を向けることが大切です。
 小林が高校生に行う物理授業を動画で見学しながら「授業見学用ワークシート」を記入。これは「授業者を傷つけない振り返り会」を効果的に進めるためのワークシートです。
何に注目するかを思い出しながら、根拠も含めて具体的に書いていきます。
 画像は、越ケ谷高校の先生が書かれた「見に来てくださいカード」を一覧にしたものです。(名前を画像処理しています)
授業見学のための事前準備はせず(指導案もナシ!)普段の授業を見てもらいます。役立ちません、困っています、なんてことも正直に伝えておける雰囲気がありますね。新任の先生もベテラン先生も巻き込んで、授業について語り合う場面が増えていく様子が目に浮かびます。

参加者の皆さんの中にも、組織で自分だけが浮いてしまっている、若手がダメ出しされて授業改善を止めてしまっている、などといったお話がありました。
教員同士が全員で少しづつ取り組むには、教員同士が、安心安全の場で仕事が出来ることが必要であること。こんなことが組織での取り組みのヒントになるかもしれません。

2018年も内容を厳選してセミナーを開催していく予定です。どうぞご期待ください。

【セミナー終了】アクティブラーニング入門講座5

ご参加ありがとうございました
初めて受講された方、何度も受講されている方、それぞれに学びがあったようです。
今回はひとつのグループの振り返りを写真でご紹介します。
「生徒の立場で感じたこと」は何ですか?

 参加者の皆さんが生徒役になって受けた小林の授業は、セミナー用に特別に準備されたものではなく、実際に小林が高校教諭時代に毎日行っていた授業のひとつです。

 「主体的・対話的で深い学び」の授業に、生徒はどんな気持ちで取り組むか。ワンウェイの授業と何が違うと感じるか。自らが感じた不安な想い、配慮してほしいことは何か。さまざまな気づきがあります。

「教師の立場で振り返ってみて気づいたこと」は何ですか?

 単なるグループワークとは違う「主体的・対話的で深い学び」。
生徒の立場になったからこそ気がつき、どうあるべきか考える教師の立場。自然と疑問や質問も出てきます。

みなさんの授業で、「すでにやっている」「まずはやってみよう」「ちょっとだけやってみよう」「そのうちやってみよう」と思ったことは何ですか?

 あらためて自分の授業を振り返ってみると、意外にできていたことがある。少し変えるのは、思っていたほど負担なくできるのではないか。
 体験、振り返りをすることで、驚くほどに自分の感情の変化が現れてきます。仲間と共有することで、他者の体験からも学びます。質問のやり取りも学習のヒントです。

小林の授業体験を何度も受講されている、ある先生の感想です。

あらためて、「主体的・対話的で深い学び」は、主体的なものだけに、見学ではなく、
教員が自ら生徒となった体験でしか、教員は実感できないのではないかと思いました。

小林もブログで論じています。こちらからどうぞ。
ぜひ皆さまにもご実感いただきたいです。同セミナーは2018年度も開催を予定しています。

再放送のお知らせ【テストの花道 ニューベンゼミ】

昨年5/8に放送されました、小林監修・出演
NHK Eテレ「テストの花道 ニューベンゼミ」質問する力
好評につき、また再放送されることになりました。見逃してしまった方にぜひご案内ください!

2/12(月・祝)19:25~19:55 Eテレ
2/17(土)10:30~11:00 Eテレ

 

番組の注目はココ!!
 「伝統的な授業」を受けていても、生徒が少し工夫すれば「主体的な学び」や「対話的な学び」が実現する方法を紹介しています。
 先生・授業者の立場に立つと、「伝統的な授業形式」をすぐに大幅に変えることをしなくても、ほぼ、現在の授業形式のままで、「最初の一歩」を踏み出す方法を紹介しています。

小林のブログで詳細・ヒントを述べています。こちらからどうぞ

 

「ニューベンゼミ テストの花道」HPの番組紹介はこちらから

【終了】(ご案内)2/9京都市立葵小学校・研究発表会

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 小林が数年前から時々おじゃましている京都の小学校の先生方が、研究発表会を行います。
 1年ほど前に伺ったときには、先生方から「グループ学習をさせても子どもたちはきちんと話しあわない」という声が続出し、問題解決のためのアクションラーニング風セッションを行ったこともありました。
 すべての教科で、組織的な取り組みをしている小学校です。

 松下佳代先生のご講演も予定している研究発表会、どなたでもご参加いただけるそうです。ご興味のある方はお申込いただき、授業と子どもたちの様子をぜひご覧になってください。

 

 

◆日程
2/9(金)13:30-17:00(13:15より受付)
◆会場
京都市立葵小学校
(京都地下鉄烏丸線 北山駅または松ヶ崎駅下車 徒歩15分
 京都駅よりバス「洛北高校前」または「下鴨東本町」下車 徒歩3分 地図はこちら

お申込は、参加申込書にご記入の上FAX送付、または必要事項を記入の上
「研究発表会参加」のタイトルでメールを送信ください。

≪宛先≫
京都市立葵小学校 教頭 上田 昭宏
aoi-s@edu.city.kyoto.jp

 

【セミナー終了】アクティブラーニング入門講座4

ご参加ありがとうございました
入門講座3に引き続きご参加の方、新たに高校の副校長先生のご参加もありました。
小林が実際に使っていたワークシートを多数紹介。実際に動いて体験しながら、「対話的な学び」を促進する仕組みが組み込まれていることを実感します。わからなかったことは質問タイムで全体共有。プログラムの意図について小林が説明することでより理解が深まりました。
グループでワークシートを使って説明中。
参加したみなさんの多くが強く感じたことは、
「安心安全の場作りが大切」
そのための教師のあり方、どのような行動をとることが重要か。
自分を客観的に見る機会となったようです。
終了後のリフレクションカードより、一部ご紹介します。

全体を通して「気づいたこと」、「理解したこと」
・主体的を促すことは難しいが対話的を促すことはできる/対話が活発に生まれるためには安心安全な場所づくりが大事
・授業では対話や質問介入があったのに対し、HRのワークでは生徒の傾聴や教師のタイムキーパーに重点が置かれており、全く別物という印象を受けました。
・常に安心安全の場を考える/危機的状況には備えつつも感情を一定にすること/グループワークにうまく参加できない生徒が1、2人はいるということを理解することが大切
気づき、理解を基にこれから実践したいこと
・生徒と笑顔で向き合いたい。今までは近寄りがたい人の方が教師力のように思っていたところがあった。/授業をダラダラしない。今までは意図をもってやっていなかった。
・HR活動が、クラスづくりをする場であると、改めて実感しました。/ワークを取り入れていきたいと思いました。
・連絡事項だけで終わらないHRの工夫を広めていきたい。/生徒の安全安心を最優先(前提)にした組織作りに注力したい。/自分の心身を健全に保つ工夫をもっとしていきたい。
全体を通しての感想や質問、要望など
・自分でもやってみたいワークばかりでした。またそのワークをする時、他のワークをするときに意識すべきこと、考えるべきことのヒントを多くもらえました。
・質問にすぐ答える進め方は大変いいと思います。用意していた内容以外のことが聞けて参加してよかった、と満足感があります。

1月に行う入門講座5&6は、反響が大きかった授業体験、組織開発に焦点をあてて行います。初心者の方はもちろん、同じ内容でも新たな気づきのあるプログラムです。お申込は、こちらからどうぞ。

【セミナー終了】アクティブラーニング入門講座3

ご参加ありがとうございました
33名!関東近郊だけでなく、愛知県、鹿児島県からのご参加もありました。
開始後1時間後くらいの様子です。ホワイトボードも机の上もにぎやかになってきました。皆さんの高い集中力、真剣な様子が伺えます。
「授業者を傷つけない振り返り会」を中心にしたワークショップ。
授業見学・研究授業はプレッシャーでやりたくない、という先生も多いのではないでしょうか。越ケ谷高校授業研究会で発明したワークシートを使いながら、先生同士が「対等で、安全な関係」を作り出しながら、「質問、振り返り、気づき」が生まれる仕組みを学びました。
終了後のリフレクションカードより、一部ご紹介します。

全体を通して「気づいたこと」、「理解したこと」
・公開授業は行っていますが、全体に働きかけてはいなかったので、授業見学をどう行っていくか、理解できました。/授業改善委員会の活動を伺い、とても良いなと思いました。
・「見に来てください」カード/GWの中で1人1人に声かけをしていた/授業見学は「生徒を見る」こと/研修会を通じて時間設定が明確でした。
・今までにやっていたことが固定観念であるものが多い/態度目標の重要性/実践を支える理論の重要性
気づき、理解を基にこれから実践したいこと
・マネします/教科会での研究授業の振り返りを対話形式にします。
・授業見学の仕方の改善を提案/対話的な学びの促進から学びの集団、主体的な学びの集団作り
・明後日から始まる三者面談に生かします。
全体を通しての感想や質問、要望など
・先生のセミナーに触発をうけています。リフレクションカードを始めて授業が楽しくなりました。
・全てが新しい発見でした。また参加したいと思えました。ありがとうございました。

翌日は入門講座4です

【セミナー終了】アクティブラーニング入門講座2

ご参加ありがとうございました
入門講座1に引き続きご参加の方、新たに学習塾、大学、日本語学校の先生にもご参加いただきました。
『授業力をスキルと考える。誰でも、練習すればできるようになる。』
授業力は、人格とは無関係。練習しながら自分の技を言語化し、表現できるようになってほしいと小林は言います。
話は自己紹介から、哲学へと広がっていきます。
『グループワークが始まると、先生は暇になるからか、ついついこんなことを始めちゃうんですよね~』誰もがハッとする、生徒のためになっていると思ってしていた行動。
まさか生徒の学びを阻害していたとは・・・
黄色のカードに、自分が使っているスキルを、
緑のカードに、欲しいスキルを書き出しました。
チームで共有して、振り返りと気づきにつなげます。
授業改善をするために仕事を増やすことは避けるべきだと話します。
授業プリントをなるべく時間をかけずに作成する方法、机に貼る模造紙の処理のしかた、リフレクションカードへの検印、一見細かなことですが、継続するために大切なスキルかもしれません。

途中、具体的な質問がたくさんあがりました。
グループに介入するときの言葉のかけ方、何も反応を見せない生徒への対応方法、グループに入ることのできない生徒のフォローのしかた、安心安全の場を作るために心がけていること、ルールを浸透させるためのスキル・・・みなさんが日々、奮闘されていることが伺えます。
『空振りを恐れないこと。1回の授業ですべてを求めてはいけない。1年かけて変わっていけばよい。』

最後に、授業改善が求められる根本的な理由を、歴史的な背景やビジネス理論から解説しながらみなさんと考えました。生徒や保護者に丁寧に説明すること、学校全体の取り組みも必要になってきます。
12月に行う入門講座3&4では、組織開発・担任活動という切り口から、初心者にもわかりやすい内容を取り上げていきます。お申込は、こちらからどうぞ。

【セミナー終了】アクティブラーニング入門講座1

ご参加ありがとうございました
高校・中学校・専門学校の先生、来年度から教壇に立つ大学生、ビジネスマン、遠方からのご参加もありました。
メインの体験授業の様子を、写真とともにご紹介します。
多くの方が苦手な物理。「全然わからないんですけど・・・」
固まりながらも、そう伝えられたことが大切!(自己開示)
それを聞いた周りもどこかほっとした気持ちで、いい雰囲気の中、個々人のペースで課題に取り組んでいきます。
『チームで協力できていますか?』周りを見渡し、必要があれば助け合う。テーブルに貼った模造紙は、考えるためのツールです。
『確認テストまであと10分ですが、順調ですか?』時間を意識することで集中力も増します。解答解説が手元にあるので、教え合いも安心してできる気がします。

交換して採点。100点!はなまる!うれしい!!

黄色いカードに、生徒の立場で感じたことを書いて、振り返りを行います。

青いカードは、教師の立場で感じたこと。
赤いカードは、授業で「すでにやっている」「まずはやってみよう」「ちょっとだけやってみよう」「そのうちやってみよう」と思ったこと。
振り返ることで、たくさんの「気づき」が起きました。

この後もうひとつ、仕掛けの種明かし。
『これが、読めばわかることは説明しない、ということです』
全員が、納得の体感!!
・・・気になる方は、ぜひどこかの機会で小林の体験授業にご参加ください!

翌日は入門講座2です